
鳥取県内の観光施設や温浴施設で、バレルサウナを新設するところが増えています。
丸い樽型のバレルサウナは、熱効率が良く温まりやすいこと、工期が比較的短期間で済み、屋内・屋外どちらに置くこともできる、などメリットはいろいろ。特にアウトドアとの相性がよく、キャンプ場やサウナイベント会場での設置例が目立ちます。
そのひとつが、鳥取砂丘から車で5分の岩戸海岸に2024年秋オープンした「IWATO BASE」。日本海を望むキャンプ場やカフェが入る敷地内にバレルサウナを2台設置。水風呂プールと外気浴チェアもあり、サウナの利用は予約制で各4名以内の貸し切りとなります。
同じ鳥取市内の用瀬町ではオートキャンプ場に隣接する「たぐりの森のサウナ」、県西部の皆生海岸の温泉旅館「皆生風雅」では大浴場に併設して、それぞれバレルサウナを新たに設置。
サウナツーリズムを推進する鳥取県では、県産木材を使用したサウナ新設や整備に補助が受けられることもあって、これからも県内各地の施設でロケーションやニーズに合ったサウナの導入がますます進みそうです。